★東寺展にて~空海と密教★

お遍路で出逢ったのは「お大師さま」、今日の東寺展では「空海」に出合ったような…そんな違いを楽しみました。しかし…仏像よりも群像を観にいったような大混雑(笑)。空海人気?密教に興味がある?60分待ちの熱心さに驚きました。

密教って…どんなイメージですか?
おそらく秘密とか、知ってはいけない…そんなイメージがあるある?

秘教学も別名もトランスヒマラヤン密教といいます。ヒマラヤをトランス(超えてる)するほど高いところにある智慧であり、ヒマラヤの聖者が知っている…という意味もあり。

よく勘違いされるのが、秘密の学問とか、怪しげとか…。

いえいえ、違うんですよー。今日の東寺展のパネルにも書いてありました。

密教とは「秘密」ではなく、大日如来の智慧だからこそ、人は理解することができない。わからないだけである…と。

そうなのですよ。「秘密」ではなくて、人間の意識ではとらえきれない智慧である…ということ。開示されてるけど、誰も意味がわかない。でも一部のわかった人が、翻訳して意味を伝えてくれる。空海もその一人。今日の展覧会では、空海が儀式や仏像など、形や行為で伝わるように奮闘したのだ…と伝わりました。

一般人も「わからないことをわかるように」と、現代ではジュワルクール大師が「言葉」で説明しようと奮闘して、秘教本18冊を残しました。奮闘してもなお難しい秘教本を読み解こうと頑張ってる私たちがいて、その「わからないことをわかろう」とする努力に、かすかな成長があって。それがありがたくて、嬉しくて…。

ただそれだけ…といえば、それだけなんだけどね。

「お大師さま」ありがとう。あなたもまた伝えようと奮闘した一人で、これだけの人を今でも引き寄せる魅力にあふれてて、偉大すぎてまぶしい存在です。

追記:展示会のパネルに、「密教」がEsoteric と訳されてたのが、何気に嬉しくて。これからは秘教学と言わずに、エソテリックスタディと言いたいなぁ。