承認欲求

承認欲求との向き合い方…という問いを友人からいただきました。

いま私が承認欲求を卒業できたのは、秘教瞑想の効果かな…と思います。瞑想で感じる至福感は、他者承認で満たされる幸福感よりも100倍も強くて、人からの承認に興味をなくした・・かな。でも常にこの至福感を得られるか?は難しくて、健康状態、感情や欲望の手放し、愛と知恵、奉仕の循環があって、はじめて瞑想で至高の光や音楽に身をゆだねられる。うまくいかないときは、「あー今日は思考が優位だったー」とか「寝不足かな」もある。ようはどれだけ自分の霊的状態が整っているか?が大切。人間界に意識があるときは、やっぱり承認欲求は手放せなかった。秘教を生き始めてから、そこは変容したかな。

そんな私ですが、Kちゃんに話しかけている感じで、承認欲求を解説してみました。長文だけどお役にたちますように!
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人に認めてもらいたい!…って気持ち、よくわかるよ。私にもあるある!そして、それはつまり、とても苦しいよね。終わりがないし、どれだけ褒められたり、承認されても、「もっと」とか思うし、さらに「こう褒めてもらいたい」とか要求もでてきたりして。

で、変わったのは「もういやだ!この感情を手放したい!」って本気で思ったこと。だからいろんな本を読んで、この欲求が人間の本能だと学び、感情に光をあて続けました。それで知ったことを伝えるね。

この承認欲求の対局には、自己表現がある。承認⇔表現。このループは、人が自分をつかって何かを表現したい!と思えば、必ずついてくるものらしい。

そもそも、宇宙の始まりは、この「承認」と同じ、「共感」だったと言われている。自分が創造したものを共に分かち合える存在を求めたところで、光は二つに分かれた…と。分離して、お互いを見つめ合って、よいところを褒め合う。それって、ほんと素敵な行為だと思う。よかったら、この動画みてみて!

この自己表現と他者承認は、進化の下降と言われていて、表現することで豊かになり、人とつながるための進化。そこでは、創造性、共感力、感性が育つ。

しかし、やがてゼロポイントをむかえて、上昇への進化となるけど、これは表現でも創造でもなく、「ただ在る」だけですべてを手放していく進化。老子の世界だね。獲得することで豊かになるのではなく、手放すことで豊かになる。

で、大切なのは、このゼロポイントをどう迎えるか?
多くあるのは、試練や挫折が、そのゼロポイントを教えてくれたり、自分自身が苦しくなることで、手放すことが始まる。霊的進化でいう、源へ戻る上昇の進化なのだけど、物質界にいると、豊かどころか「何もないみじめさ」に感じるかもしれないから、そのステップの始まりは、かなりキツイ。

でも時代が変わってきていて、もたないことが豊かである…という禅的、シンプルな生活や人生に光があたっているから、比較的スムーズに移行できる人は多いと思う。

自然界と一体になれば承認欲求は手放せるのか?は、「それは可能だけれども、完全な自給自足、人とのつながりを手放し、創造や表現を手放さないかぎりは、承認はつきまとう…」と思う。でも樹木希林さんのような、悟ったままで女優が出来る人もいるよね。そこまで突き抜けた希林さんは、女優という自分のままで心の修行をされたのだろうね。最後は演技(表現)していた…というより、「ある」だけで完成されてたよね。

それで、今回は書けないけれども、このゼロポイントで人が学ぶべき法則は「奉仕の法則」と言われているのね。つまり自分に在るものを差し出すこと。希林さんの晩年の在り方は、まさに「奉仕」を生きた方なんだなぁ…と思うわけ。誰かの願い(作品)を活かすために、自分はどうあったらいいのか?という問いを、女優として生きたのだと思う。

この自己表現(承認)から奉仕へ…は、いつか対話しましょう。あ、ちなみに秘教でいう奉仕は、よくある「無料でする行為」ではないのね。

Kちゃんの承認を求める気持ちには、創造したい!表現したい!という情熱を感じます。きっとそこには進化のプロセスがあるから、その欲求を悪者にせず、ゆっくりと向き合って、いつか奉仕へと昇華しますように!そして、ちょっと苦しくなったときは、自然界で癒されてね。私もよく山にいます。

最後に自己表現ではなく、自己主張についての文章だけど、ご参考になれば。
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今日私たちは強い個人主義と自信過剰の尊大感を生み出してきた。そして、これらが現代の多くの経済問題と国家問題を生み出したのである。私たちは、ほとんど克服できない問題に直面するまで、自己決定性、自己主張、自己中心性を助長してきた。しかし、これらすべてから多くの良いものが生まれ、これからも生まれるであろう。というのは、自分の価値を自分で認識し、獲得した価値を全体のために確信をもって捧げるまでは、価値ある人間になれないからである。

ホワイトマジックより