自分で考えること

★自分で考えること★

現在のアーリア人種の目標であり、人類の進化の方向性は「メンタル体の発達」ですが、昨日だけで、二つの記事がその大切さを伝えて、ものすごく有難かったです。

一つはノーベル賞が決まった京都大特別教授の本庶佑さん。
「重要なのは知りたい、不思議だと思う心を大切にすること。教科書に書いていることを信じない。本当はどうなっているのかという心を大切にする。あきらめない。」

もう一つは、沖縄知事選で反旗を翻して自分の信念を貫いた創価学会員の野原善正さん。
「宗教を信じるということは、自分の頭で考えないということではない。」

本庶さんからは好奇心だけで無駄に情報を消費するのではなく、信念のうえに探求していく大切さを、野原さんからは自分で考えることが信仰の基礎であることを。こんな地に足がついた努力を私もしていきたいな。

秘教学の最初の一冊である「イニシエーション」は、仏陀の「自灯明(じとうみょう)」で始まります。「他者を頼りにせず、自分で考えろ」。

DK大師が「自灯明」を最初に記した事実を理解しなくては、秘教学を学ぶときに道を見失う。自分で考えなさい。自分で感じたことを拠りどころにしなさい。…というDK大師の言葉には、メンタル体の発達とは、たんに「記憶」とか「理解」でなく、それ以上のものだと教えてくれます。

それは、知恵を生きる人が努力を重ねたからこそ放射する魂の光であって、本庶佑さんや野原さんから感じる「人間への愛情がにじみでている、あたたかさ」なのでしょう。私はその温かさを声や姿に心が震えました。

大先輩である人生の達人お二人に
祝意と感謝をこめて、
秘教学、最初の言葉をここに掲載します。
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主仏陀は言われた。
ただそう言われているからーと、ものごとを信じてはならない。昔から伝わってきたものだからーと、その言い伝えを信じてはならない。そのように噂されているからーと、その噂を信じてはならない。聖者が書いたものだからといって、その書を信じてはならない。デーヴァから与えられたものと思い込んで、その空想を信じてはならない。でたらめな憶測から引き出した結論に基づいて、また、必然的にそう類推されるから、あるいは単に教師や先生の権威を拠り所にして、信じてはならない。自分の理性と意識において確証を得たときには、そのような書、教義、言葉を信じるべきである。仏陀は最後に次のように言われた。「そういうわけで、私があなた方に教えたいのは、そう聞いたからというだけで、信じてはならないが、自らの意識で確信したならば、その信念に従って一生懸命に行動せよ」と。~イニシエーション